すると啓太が手をあげて
「先生!宮田と山崎は具合が悪いので保健室に行ってきまーす」
もう、勝手に宮田くんになってるし。
「大概にしとけよ、斉藤!」
わ、先生にバレてる。そりゃバレるか。
私たちはそーっと教室を抜けて、保健室へ行くつもりで廊下へ出たんだけど、啓太が
「今日はいい天気だし、外で昼寝しよ!俺、いい場所知ってるの」
啓太が連れてきてくれた場所は校舎からは死角になってる場所。
でも日当たりが良く、ちょうどよく木漏れ日が差し込む大きな木の下で。
「わー、こんな場所初めて来た。啓太、なんでここ知ってるの?」
「前にね、告られたときにここに呼び出されたことがあってさ」
「へぇ、なんかそれイヤなんですけど」
「へへっ、優菜のやきもち久しぶりに聞いたー。嬉しい」
「啓太のばか!」



