「もし読モが無理なら街で見かけたイケメンっていう記事に載せたいから、写真撮らせてくれないかな。載るのは小さい記事だから」
私はそこまで話を聞いて、
「啓太、小さい記事なんだったら撮らせてあげたら?」
「じゃ、彼女と一緒でもいいっすか?」
「えっと、それはごめんなさい。あくまでも男の子だけの特集記事なのよね」
「優菜、どうする?」
「いや、私に聞かれても・・・。」
「彼女さんからもお願いしてもらえたら助かります。彼氏がイケメンって紹介されるのって悪い気はしないでしょう?」
「確かに・・・。啓太、一枚だけならいいんじゃない?」
その時、私はこの写真が私たちの人生を変えるかも知れないなんて、想像すらできなかった。



