啓太の作ってくれた朝食を食べている時、
「部活の練習、明日から始まっちゃうんだよな。休みは今日でおしまいなの」
「じゃあ、今日は一日課題しようか？一緒にやろうよ」
「ねぇ優菜。今の俺の言葉のどこをどう聞いたら勉強にたどり着くんだよ」
「じゃ、どうするの？」
「行こうよ、八景島。天気もいいし、デート日和じゃない？」
「わぁ行く！行きたい！！啓太、連れてって」
「あー、でもな。やっぱ課題進めないと、俺ヤバいかもな。一日中勉強するかな」
「えーっ・・・。そっか。そうだよねぇ」
「ぶっ！優菜って分かりやすいな。勉強は冗談だよ。あははっ」
「もう。からかってばっかり」
「さ、早く食べて。出掛けるよ」
