啓太がお腹空いたというので、私が持ってきたご飯を二人で食べて、久しぶりに啓太と対戦ゲームをして遊んだ。
今日は一度だけゲームで啓太に勝利したからなのか、小百合ちゃんへの誤解が解けたからなのか分からないけど、気分がいい。
楽しい時間はあっという間で、時計を見ると8時を過ぎていた。
「啓太、もうそろそろ帰らないと」
「えーっ、もう帰っちゃうの?」
「うん。あっ!そうだ、週末は啓太お休みなのにさ、台風が来るんだって。お外デートできないね」
「えー、マジかー。じゃ、おうちデートでいいじゃん。また遊びに来てよ、ねっ」
「うん、そうしよっか。少し課題も進めようね」
やっぱり啓太はイヤそうな顔をする。
「勉強は少しだけね。じゃ、送ってくよ」
二人で玄関へ向かおうとした時、私の携帯にメールが入った。
「ん?誰だろ?啓太、ちょっと待って」
私は携帯の画面を見る。



