希望を持って、上を向いて見上げた空からは、光が差し込んでいた。
先程の小鳥が、光の中を泳ぐように、白い羽根を落として羽ばたいている。
(……ねえ、聖威?)
今の私。ようやく、神術士としての出発点にも立てたし。
成し遂げたかったことにも、挑戦して。
いろんな未来に、希望に満ち溢れているよ?
ーーーそんな、今の私。どう……?
《舞空!おまえは絶っっ対、神術士になれる!》
《どうせなら、派手に夢見ようじゃないか!》
……うん、今の私。
最高に、派手な夢を見ている真っ最中。
そして、これからも追いかけて、追いかけて。
消えかけたって、絶対逃さない。
聖威にまた逢えるその日まで、ずっと。
盛大に、派手に夢を見続けてやるんだから。
小鳥の白い羽根が、目の前にフワフワと落ちてくる。
未来への期待を胸に、顔が自然と綻んだ。



