私らと、ざまぁするぞ!〜冤罪で追放された令嬢に手を差し伸べたのは異世界の戦士たちでした。



意外というべきか、やはりというべきか。

この世界一諦めの悪い男と自負していたのは、ハッタリではなかった。



《欲しいと思ったものは、どんな手を使ってでも手に入れたくなるんだ?》



本当に、執念だ。

本当に、どんな手を使ってでも手に入れるおつもりなんですね。

あはは……。

あの時の天王様の悪い顔を思い出しては、苦笑いしか出てこない。




「で、使節団の団員を公募する予定でいるんだ。まだまだ先の話だけど」

「……え!本当ですか?!……それ、条件とかあります?!」

「詳しくは決めてないけれど。まあ、そんなに厳しい制限は設けずに、異世界交流に興味がある人らを様々な方面から募集つもりではいるよ。……だから、舞空にも機会はあるってわけだ」

「きゃー!本当?本当ですか!私も使節団の公募に申し込んでも!」

「噂を聞き付けて問い合わせている人は、すでに沢山いるよ。天子様も、あの朝霧殿も興味をお持ちでいるようだし」

「えっ……」

豹牙様はともかく、朝霧様って……。



でも……私の目の前の道は、また。更なる光を持って、明るく輝き出す。

みんなと再会出来る日も、そう遠くはないのだ。

そんな希望がまた、溢れてくる。