私らと、ざまぁするぞ!〜冤罪で追放された令嬢に手を差し伸べたのは異世界の戦士たちでした。


……だが、翼との約束を守るため。

強くてイカした立派な神族になるためには、聖獣契約が必要だと豹牙様自身がようやく決断したのだった。



そして、白虎との契約が成功したら、次は人間界に住む異能の人間の『守護神』となる、守護神(ガーディアン)契約に臨む。

異能の人間と契約を交わし、神力を人間に貸し、守護して共に闘う。そんな契約。

それに、ガーディアンとは、そこらの誰もがなれるものではない。

強さや神力の技術はもちろん、神族としての血統や人間との適合性など、条件が細かに定められていて、狭き門。

この天界で現在、ガーディアンとして認定されている御方は、天帝・帝釈天様をはじめ、竜樹様、夜叉王様とその御子息の夜迦様、緊那羅王の御子息・大樹様など、神術士としては名高い方々ばかり。

でも、この世界では、まさにそれが猛者の証となる。

この守護神契約に成功すれば、豹牙様は『強くてイカした神族』にぐっと近付くのだ。



聖獣契約に守護神契約。才能溢れている天子様といえど、並大抵の努力では成し得ないほど困難な道になるはず。

……でも、豹牙様はとてもイキイキとしている。