彼らといつかまた逢える。
そんな約束に希望を持って、いつか来るかもしれないその日に想いを馳せて、ひたすら邁進する。
昨日今日のことなのに、豹牙様は早速動き始めているようだ。
「今日は朝からべんきょーしてたんだぜ?で、お昼終わったら、またべんきょー。べんきょーだらけだ。で、夕方は毘沙門天と剣と神術の稽古と儀式の打ち合わせ」
「……お忙しいのですね」
「だって!強くてイカした立派な神族になるんだぞ、俺は!……で、そのためにはいろいろやることあるし!ちゃんと勉強も鍛錬もしないと、聖獣契約もガーディアン契約も難しいって、父上が」
豹牙様は、なんと。
前々から打診されていたのに、面倒で保留していたこと全てに向き合うことにした、のだそうだ。
それは、『聖獣契約』と『守護神契約』だ。
豹牙様には、聖域の神獣『聖獣・白虎』との相性が良い質の神力をお持ちだそう。
聖獣・白虎との契約の儀を執り行うことを、前々から勧められていた。
しかし当の本人は「えーめんどくせー」の一言で乗り気ではなかったという。



