そうしているうちに昼時になり、聖威と翼が「腹減ったー」と戻ってきて。
また、食事。
それからは、それぞれがくつろいだり、昼寝したりと昼下がりの時間を過ごしていた。
銀太さんは、あの通信機と呼んだ表面ツルツル石板を、指で突いてじっと見ているという、不可思議なことをしていた。
あの石板は、タブレットというらしい。
しかし突然、その石板タブレットをそこに置いて、部屋を出る。
……あ、あれ。何も言わずにどこに行くんだろ。
そう思っていること数分。
銀太さんは、大きな箱を二つ抱えて戻ってきた。
中には、大量のお野菜から……何だか見慣れないものばかりだ。
「あ、あのこれは……」
「食料。月輪界から転送してもらった」
「……え?!」
じゃあ、これは異世界の食料ってこと?……ああ、さっきお兄様と話していた?あれ?
すると、そこらへんでゴロゴロしていた聖威と翼もわらわらとやってくる。
「銀ちゃん、缶ビール入っとるかい??」
「翼、任務中に飲酒はするなと兄上が言ってたぞ。晩酌一日一本までにしろと」
「ぎゃー!総統にバレとる!な、なんてこった!せめて二本……」
翼はその場でガックリと項垂れた。あの年中お祭りお調子者がずーんと落ち込んでいるあたり、そのかんびーるとは余程大切なものなのだろうか。
晩酌、といっていたから、お酒?



