(冗談でもタチが悪いよそれ・・・)
結局ワークは全部飛奈ちゃんが運んでくれた。
そして、いつもは「遅い」と言って先々行ってしまうのに、今日は私の歩幅に合わせて歩いてくれた。
この優しさは随時実施していった方がいいと思うよ。
本人には自覚ないだろうけど飛奈ちゃんスタイルいいから男の子人気あるんだよ。
そんなこと言ったら嫌な顔するだろうな。
喋る気力もない私に無理に話しかけることはせず、家まで送ってくれた。
部屋着に着替えてベットに横たわる。
課題は明日朝早めに起きてすればいいか。
スクールバックからスマートフォンを取り出すとラインかや1件の通知が来ていた。
その送り主を見て固まる。
1度ライン閉じ、一呼吸置いてからアプリをタップする。
そこにはやはりちーくんからラインが来ていた。
恐らくクラスのグループラインから追加されたのだろう。
いきなりのことでびっくりする。
そしてその内容にも驚いた。