「それは中絶しろって事?」
「違うの…
子供は産んで良いって。でも、私が…×イチ子持ちだから、両親や親戚が、反対してるんだって。」
「……………」
母は、黙ってしまい、俯いている。
シーンと静まり返った部屋。
どちらも、一言もしゃべらない。
ポタポタ…
と、私の流した涙の音だけが響いていて…
「明希は、どうしたいの?」
と、口を開いたのは母。
「そりゃ…ちゃんと結婚してから、子供産みたいよ。」
小さくかすれた声で答えた。
「違うの…
子供は産んで良いって。でも、私が…×イチ子持ちだから、両親や親戚が、反対してるんだって。」
「……………」
母は、黙ってしまい、俯いている。
シーンと静まり返った部屋。
どちらも、一言もしゃべらない。
ポタポタ…
と、私の流した涙の音だけが響いていて…
「明希は、どうしたいの?」
と、口を開いたのは母。
「そりゃ…ちゃんと結婚してから、子供産みたいよ。」
小さくかすれた声で答えた。