イチさんがコーヒーとココアの入ったマグカップをソファーテーブルに置く。
「俺は小夏に言い寄る男とか俺と付き合ってることによって小夏を傷つけようとする奴が出て来たら、社長の甥っていうこのカードを存分に使って小夏を守るよ?」
…職権濫用だよ、そんなの…
そう思うけど、嬉しくて、幸せで、胸が一杯で。
ぎゅっ。
思わずイチさんに抱きついた。
しばらくよしよし、と頭を撫でてくれてたけど、
「そろそろケーキ、食べよ?」
と優しく促されてソファーテーブルにケーキを運び、並んで座る。
「小夏、どっち食べる?」
一つはイチゴのショートケーキ。
一つはフルーツがたっぷり乗ったタルト。
「どっちも美味しそう…」
「俺は小夏に言い寄る男とか俺と付き合ってることによって小夏を傷つけようとする奴が出て来たら、社長の甥っていうこのカードを存分に使って小夏を守るよ?」
…職権濫用だよ、そんなの…
そう思うけど、嬉しくて、幸せで、胸が一杯で。
ぎゅっ。
思わずイチさんに抱きついた。
しばらくよしよし、と頭を撫でてくれてたけど、
「そろそろケーキ、食べよ?」
と優しく促されてソファーテーブルにケーキを運び、並んで座る。
「小夏、どっち食べる?」
一つはイチゴのショートケーキ。
一つはフルーツがたっぷり乗ったタルト。
「どっちも美味しそう…」



