*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･* *･゜ﾟ･･'･*:.｡.. *: 有賀　千笑（あるが　ちえ）二十八歳♀ しっかりしているように見えて実はうっかり者な、大手化粧品メーカー〝spRING（スプリング）〟広報宣伝部所属。 × 名桐　由凛（なぎり　ゆり）二十八歳♂ 何でもそつなくこなすように見えて実は不器用な、大手広告代理店〝TYM〟営業企画課課長代理。 *･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･* *･゜ﾟ*:.｡..｡.:*･'･ 「……オレのこと、忘れた？」 　 十年ぶりに再会した初恋の彼は、見た目も中身も、まるで別人でした。 　　 ーー十年も前のほろ苦い初恋の記憶なんて、何かのきっかけでふと思い出して懐かしむくらいがちょうど良い。 そう思っていたのに。 再会してからの彼は、ひどく私を惑わせる。 2023.10.2〜 ※作中に登場する店名、企業名等はフィクションです。 ※作中に化粧品メーカーと広告代理店が出てきますが、設定や内容等は作者の妄想の域を出ていないところがありますので、その点はご容赦頂けましたら幸いです…！ こちらを見つけて下さった皆さまに、少しでもお楽しみいただけますように…！

椿 澄乃(つばき すみの)二十六歳。 入社五年目、洋菓子メーカーシュリーレ広報部。 社内での異名は〝クールビューティー〟。 その実態は……？ 真山 冬哉(まやま とうや)二十八歳。 デザイン制作会社イヴェール・デザインwebデザイナー。 取引先での異名は〝微笑みの王子〟。 その実態は……？ ꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖° 私たちは、他人には見せない時間の共有者になった── 。 「いつも仕事を頑張ってるオンモードの椿さんはとてもかっこいいけど、自転車に乗れないって恥ずかしそうにカミングアウトしてくれたり、気の抜けた格好で缶ビールを幸せそうに飲んでたり。そんな飾らないオフモードの椿さんを、オレが知れてよかった」 　「……私も。オンモードの真山さんはとてもかっこいいと思いますけど、webデザイナーなのに絵は下手なところとか、あくまで自分は自転車の代わりだからって、絶対に私にエコバッグを持たせてくれない頑固なところとか。そんな飾らないオフモードの真山さんを、私が知れてよかったと思ってますよ」 ── だけど、この二人だけの特別な時間を失いたくはないから。 自覚したこの気持ちは、そっと胸にしまっておく── 。 ꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖° 創刊記念！ベリーズ文庫withコンテスト参加作品 2025.8.19 完結

芦谷　葉菜（あしや　はな）24歳 よつば保育園りす組担任。 　　　　　　× 犬飼　志貴（いぬかい　しき）26歳 駅前交番勤務の巡査。 通称〝いぬのおまわりさん〟。 *･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･''･*:..｡.:***:.｡..｡.:*:.｡..｡.･*:.｡..｡.:*･'*･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･* 「捨てられたんです、彼氏に二股を掛けられていた挙句に……」 「じゃあオレが拾っていく」 初めての彼氏に捨てられた夜、私を拾ってくれたのは、顔見知りの交番のお巡りさんでした。 ── 吐く息も凍りそうな冬の日。 あの公園で彼に拾ってもらえたことは、本当に奇跡みたいなことだったと思う。 「知っているか？拾得物の権利期限は約三か月だ。すでにあなたは権利を失効している。したがって、葉菜はもうオレのものだから。諦めるんだな」 ※2023.3.13から公開していた作品を、修正しながら完結させたものです。

深町　灯（ﾌｶﾏﾁ ｱｶﾘ）25歳。スナック菓子メーカー営業事務。自他共に認める地味子。 × 和泉　恭加（ｲｽﾞﾐ ｷｮｳｶ）39歳。化粧品メーカー"spRING"（ｽﾌﾟﾘﾝｸﾞ）副社長。イケオジ。 地味で真面目なことだけが取り柄の私が、 「……僕ね、好きなんだ」 ひょんなことから毎週水曜日、ランチを共にすることになったイケオジから突然告白された。 「………は⁉︎」 「あはは、慌ててる、焦ってる。そんな灯ちゃんも新鮮で可愛いね」 冗談か、はたまた和泉さんは実は結婚詐欺師で、私はそのカモにでもされるのだろうかと思いきやどうやらそうじゃないようで………。 「灯ちゃん。返事は弁えているつもりだよ。でもここで断られて終わらせるつもりはないんだ。まずは僕に3ヶ月、チャンスをくれないかな？」 ……どうせ、3ヶ月も待たずに愛想を尽かされるだろうと思っていたのに。 「ははっ、ごめんね、意地悪で。でも逃すつもりはないんだ」 「そのままの灯ちゃんで充分魅力的だけど、僕のために変わろうとしてくれていることが堪らなく嬉しい」 紳士だと思っていたイケオジは、意外と強引で策士で時々甘くて。 そんな彼にだんだん絆され溶かされていくーーーー。 これは偶然の相席から始まった、地味子とイケオジの攻防戦。 2023.2.21 完結 2023.3.5 おまけ『珠理ちゃんと佐原くんのファーストコンタクト』 2023.6.13番外編①『紳士な副社長は意外といじわる』 　　　　番外編②『名前で呼びたい』追加しました⭐︎ 　　*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･''･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･* 素敵なレビューありがとうございます♡ チャマ様 お返事は感想ノートにてさせて頂いてます⭐︎ 　　*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･''･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*

園田　翠（そのだ すい）22歳　 × 深海　渓（ふかみ けい）34歳　 「お前、オレんとこ来い」 唯一の肉親だった兄を亡くし、ひとりぼっちになってしまった高2の夏。 手を差し伸べてくれたのは、兄の同期で親友で、私のことを10歳の頃から知っている、あなたでした。 「子供は子供らしく甘えとけ」 あの時断ろうとした私にあなたはそう言ったけれど。 あれからもうすぐ6年。 もう子供じゃなくなった私は、いつまであなたに甘えていていいのでしょう？ いつまであなたの側に、いられるのでしょう？ 「お前に、話したいことがある」 でも、タイムリミットはもうすぐそこまで、迫っていたのですーーーー。 8/30公開開始 8/31完結 *･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･* 素敵なレビューありがとうございます♡ 鮭ムニエル様 さとみっち様 ゆっき。様 お返事は感想ノートでさせて頂いております‼︎ (*´꒳`*) 素敵なご感想ありがとうございます♡ ナナ1222様 ★エリ★様 河野 葵様 *･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･* ※2022.9.30 第3回ベリーズカフェ短編小説コンテスト「年の差」にて、優秀賞をいただきました……！ お読み下さった全ての皆様へ、ありがとうございました！