真夜中の横断歩道にて、わたしは不良生徒に助けられた

 不良――いや、斎藤くんは、わたしのために悲しんでくれている。

「ありがとう。わたし、本当に好きだよ」

 そっと、彼の背中に腕を回した。

 ベッドの上にいるから、少しだけ無理な体制になっているけれど、苦痛ではない。