「用務員です」



作業着姿の坂田、登場。


いつの間に着替えてきたの?



とにかく知り合いだとバレないように振る舞おう。



「用務員が何の用?」

「ぜ、全然怖くないし」



言葉と裏腹に怖がっている。


坂田、そこまで善人って人相ではないから。



「先程の会話。録画及び録音させていただきました」