夜明けの光をあつめながら

そして、ショッピングモールから歩いて三十分。

着いた場所は、全く人気のない海辺だった。
近くに古びて機能をしていない灯台があるだけ。

・・・こんなところにきた理由は、ただ一つ。

それは、『空』を見上げたかったから。
『通常では見えない世界』が、ここには広がっているから・・・・。