ー ー ー
、、、。
2人で半分ずっこする、、、それはつまり二人で一つの者をシェアする、、、。
ちょっと口をつけたものをもう一人が食べる、、、。
いわば、間接キスじゃないかこれはー!!!
それに気づいているのかいないのか、もうすでに俺が数口付けたアイスをバクバク食べている椿。
俺としては、、恥ずかしくてちょっと、、、。
別にいいんだけど、なんか俺が男として見られていないのをより痛感することになるから嫌だ。
「海飛、食べなくていいの?」
「あ、、、食べる。頂戴。」
「どうぞ。」
そう言って椿がカップを差し出してきた。
コーンじゃなくてカップのアイスクリームにしたのは本当に大正解だった。
数分前の俺をほめたたえたい。
「美味しい。」
「だよねっ!? やっぱり正解だったわ~。数分前の私をほめたたえたいっ!!」
、、、何年も一緒にいると、思考も似てくるのだろうか。
それすら嬉しい俺。