腐れ縁のあいつと、一週間同居することになった件! ーチャラそうに見えて私を溺愛していた彼っ!!ー



「ねぇっ、海飛っ!!」


ハッとして、再び我に返る。


「あ、ごめん。」


つい、浮かれてた、、、。


「今日海飛、大丈夫?熱あるんじゃない?顔も赤いし、ぼーっとしてるし。」


ちがう!それどっちも、椿のせい!!
なんて、口が裂けても言えないけど!!!

そんな俺の気持ちを完璧的に分かっていない椿は、俺のおでこに手を伸ばした。


「あっ、ホントに大丈夫だから!」


驚きすぎて、恥ずかしすぎて、ちょっと大きな声を出してしまった。

こんなの、椿はソウイウキモチを感じてないと分かってても、ドキドキしちゃうじゃんか。


「そっか、ごめんね。元気ならよかったっ!」


また、全力で笑ってくれる。

何でそんなに優しいんだ、、、なんでそんなにかわいいんだ、、、。




俺は、そんな君が大好きだ。