腐れ縁のあいつと、一週間同居することになった件! ーチャラそうに見えて私を溺愛していた彼っ!!ー




「ふぇぇぇ、疲れたぁぁぁ~。」


手を洗って速攻でソファにダイブする椿。

靴下も脱いだから、足が丸出しだ。

すげー無防備な格好してるし。


俺、、、男なんだが、、、。


「椿さぁ、俺の性別知ってる?」

「え、男子でしょ?」

「うん。じゃあさ、なんでそんな恰好しちゃうの?」


、、、?
みたいなのが、椿の頭の中で鳴り響いたことは、確定だ。

何を言いたいかよくわからないという顔をしている。


「男が、女子を襲うっていうのは知ってる?」

「あははっ、そういう事?」


なぜか笑い出した椿。


「今更? ずぅっと幼馴染のやつにそんな感情抱かないでしょ。海飛そんなことするやつじゃないし。」


喜んでいいのかわからない、、、。
信用されていることは分かる。


「優しい優しい俺が、忠告してあげただけ。そんなこと俺は考えてねーよ。」


半分本当だが、半分嘘である。
ちょっとくらいそういうことを考えてしまうのはしょうがない。

、、、椿のこと好きなんだし。


「もし海飛がそういう事しても、反抗出来るくらい力あるし。」