腐れ縁のあいつと、一週間同居することになった件! ーチャラそうに見えて私を溺愛していた彼っ!!ー

はぁぁ、良かった、と、安どのため息をつく私。


ちなみに、私が餃子をセレクトした理由はいたって単純。海飛の大好物だからだ。一度、作ったことがあって、夕飯の余りをお弁当に入れたところ、いつも通りつまみ食いされて、ものすごく好評だったのだ。市販の皮の時の反応とは大違い。

ただ、それなりに手間がかかる物だった。
それでもこれにしたのは、半分は意地でもう半分は本当に申し訳ないと思っていたからである。

それでも、わざわざ自分から言わなくても良かったかな、、、。


そしてやっぱり、一から作るというのは今からじゃ、きつい。


「明日でいい?さすがに今からは、、、。時間もかかったら、お腹も減っちゃうじゃん?」


少し考えてから海飛は言った。


「、、、それもそうだな。よし、明日でいい。」

「ありがとうございますっ!!」


心の底から私はそう言った。


「あ、あと、、、。」

「まだあんのか?」

「これで、チャラにしてね。ちゃんと言っとかないと、あとからあの時は~って、言いだすでしょ。私も悪かったけどさ、、、。」


念のため、私は言っておいた。


「うん、わかった。ただし、飛び切りうまい餃子作れよ。」


こつん、とおでこに指をあてられた。