「それでも、絶対に学校から直で行くなんてことはないだろ。その間は?」

「帰ってきた一分後、アイスクリーム屋に行きました。」

「ほら、やっぱり。息抜きは大事だと思うが、忘れんなよ、俺のこと。」


、、、何も言い返せない。


「すいません。」


すると海飛は、なぜか体勢を起こして、足を組み、じーっと見つめてきた。


「うーん、口先だけじゃなくて態度で表してほしいなぁ~。」


いかにも意地悪そうな言い方と、顔でそう言った海飛。

むぅぅぅ。


「この、俺を、いくら腐れ縁と言えど、この、俺を、学校から帰ってきて、1,2,3、もう、何時間待ったっけなぁ、、、。」


ぐぬぬ、、、。


「あーあ、せっかく家に帰ってリラックスしようと思ったのに。どこかの誰かさんのせいでぇ~ぇ~?」


とんでもなくムカつくいい方なのだが、これまたムカつくことに、全部事実、、、っ!

しょうがない、こうなったら、、、!


「餃子を、皮から作ってやりますよ!!!」

「うーん、、、。」


うそでしょ、、、これでダメなら私は何をすればっ!

少し考えた様子を見せてから海飛は言った。


「よし、いいだろう。」


満足そうな顔で海飛はそう言った。