腐れ縁のあいつと、一週間同居することになった件! ーチャラそうに見えて私を溺愛していた彼っ!!ー



椿も困ってるじゃんか。一度振っちゃった人にこんなこと言っていいのかなって。
、、、その人と二人きりの(はずだった)放課後の寄り道に彼氏を呼んじゃった当たり、ちょっと矛盾してるけど。


「こっちが素だし。」


嘘じゃないのでそう言っておいた。


「そうなんだ。」


コクリとうなずいておく。


それから三人で、、、主に椿がしゃべって一時間が過ぎた。


「、、、ていうかさ、、こういうの言っていいかわかんないけど、、二人って受験の方大丈夫だったの?」


、、、。
と、二人の動きが停止する。



「まぁ、、なんとかなるっしょ!」


完全に、開き直っている人が言うことじゃん。それ椿が言うようなことじゃないでしょ。

そう思ってるけど、うんうんと一条まで同意してしまっている。


2人、、、なんか真面目なイメージあったんだけど。

ちょっと意外なところを知った。



ー ー ー



「じゃあ、そろそろ帰りますかっ!!」


そう切り出したのは椿だった。