しょうがない、しょせん幼馴染から腐れ縁まで降格した落ちこぼれだからな。

それから椿はどんどんルールを書いていった。
確実に俺だったらこんなに思いつかない。と、いうか、そもそもルールを作ろうとも思わない。

それから、疑問を抱いていた俺は聞いた。


「ねぇ、そのルール破ったらどうなんの?」

「えっ、、、?」


フリーズする、椿。

おいおい、決めてないのかよ。それじゃ、ルール破りたい放題じゃないか、、、。
ま、破る気なんてないんだけどね。これ以上嫌われたくない。


「うーん、じゃあ、その日は朝昼晩自分でご飯作って。」


、、、結構重い罰だな。

これじゃ、意地でも破るわけにはいかなそうだ。

ていうか、椿は破らない前提で話していた気がするけど。


「お前がルール破ったらどうすんの?」

「えっ、私が破るわけないじゃん。」


ま、そういう返答が来ますよね。


「そんなの言ったら俺だって破る気ねーよ。”もしも”の話をしてるわけ。」

「あー、ね。」


どうしようと、考えている椿。

いいことを思いついた俺。


「お前が破ったら俺がお仕置きしてやる。」

「何それ!?つーか、お仕置きって何!?」

「さぁね、俺も知らねー。」

「雑やなっ!!」