腐れ縁のあいつと、一週間同居することになった件! ーチャラそうに見えて私を溺愛していた彼っ!!ー

やっぱり椿はまだ乗れないと思ったらしい。でも、本気で受け止めてしまったらしくて、俺一人で乗って来いと言ってきた。

何を言ってるんだこいつは。椿と一緒だから楽しいのに。
もちろん速攻で断った。


「じゃぁ、ちっちゃいやつから行くか。」

「うんっ!」


何事もステップは大事だからな。
俺が指さしたジェットコースターの隣にある、子連れの人がのるようなほうに向かった。

明らかにドキドキしているのが伝わってきた。
でも、椿の性格上、やっぱりやめるというのは絶対に言わない。それに、言われたくないと思う。謎にプライド(?)高いところあるからな。


「怖かったら俺の手握ればいいから。無理に乗る必要もないし。」

「うん、ありがと。」


そう俺は言っておいた。


でも、斜面を登りきったところで、やっぱりがくがくしているのがよく分かったので、ぎゅっと手を握ってやった。怖い時は人に触れた方が安心できると聞いたことがある。


ここまでして乗らせる必要なかったなぁ、とやっぱり後悔した。
嫌いなものを無理に克服させようとしなくて良かった。