「、、、ありがと。」
感謝の気持ちは忘れずに伝えておく。
「どーせ、俺の要望もちょっとくらい聞いてやんないとと思って言ったんだろ。お見通しだから。」
「、、すごいね。」
「何年 ”腐れ縁” やらされてたと思ってんの?」
幼なじみではなく、あえて腐れ縁と言った海飛。
「まじ、そういうのいいから。俺、椿と入れてるだけで、本当にうれしいと思ってるし、、その、、とにかくいいからっ!」
最後の方は声が小さくなっていた。
ちらりと覗く耳は赤かった。
ぎゅっと、私は思わず後ろから抱き着いた。
やっぱり、海飛が好きだなぁ。
こんなに優しい言葉をかけてくれて、私の事をよくわかってくれていて。
「分かった。私も、海飛と入れるだけで嬉しいと思ってるよ。」
そう言ったら、俺もとか返してくれると思ったのに。
想像とは真逆で、すっと私が抱き着いていた腕をほどかれた。
、、、嫌だったのかな、、。



