ここは、海飛に同感。うちの親たちはどうなってるんだ、、、娘に理想のタイプを教え込むなんてそうそうやらんぞ。
「俺がひねくれちゃったから余計程遠くなったじゃんかよ。」
「あら、自覚はあるのね。」
「、、、。」
少し海飛親子の会話が続いた後。
「え、、じゃあ要約すると、私たちがお似合いだなぁって思ってた親四人が、私に理想のタイプ ”かっこ” 海飛の性格 ”かっことじ” を教え込み、、? そんで海飛の性格はそのころには変わっていて、、? 見事に私が勘違いしたけど何とか本当に好きな人にたどり着けたということで?」
「そういうことね。」
あっけらカーンと言う私のお母さん。
「海飛はそのころから椿ちゃんのこと好きだったから、良かったわね―海飛。」
えぇ、、そんなに前から!?!?
嘘だと思って横を見ると顔を真っ赤にしているのが見えるので、どうやら本当らしい。
「おかげで余計遠回りになったじゃんかよ、、、。」
ボソッとつぶやいた海飛。
うちの親はやっぱりどこか ”だいぶ” ずれてるなぁと思った今日でした。



