腐れ縁のあいつと、一週間同居することになった件！ ーチャラそうに見えて私を溺愛していた彼っ！！ー

「あっ、、椿っ！！」


私がお風呂場から出るなりいきなり、ぎゅっと抱きしめてきた海飛。

私も幸せをかみしめながら、ぎゅっと抱き返す。
それがうれしかったのか、海飛はさらに力を強めてきた。


、、、。
いつまでたっても海飛が離してくれない、、、。


ぽかぽかと軽く胸をたたいても、離してくれなかったので、言ってみた。


「海飛、、ちょっと苦しい。」

「あっ、、ごめっ、、嫌だった？」


すぐに腕を離してくれた。


「ううん、、嫌じゃないよ。でも、今日も夜ご飯作んないとだし。」

「、、、確かに椿の料理も食べたいんだけどさ、俺それよりも今日は椿食べたい。」

「うん、わかっ、、、んんん？？？？」


なんだかあっさり言ったので、あっさり聞き逃してしまったが、今海飛はとんでもないことを言ったような、、、？？？？？？


「だから今日、宅配頼んでもいい？　同居最後の日でしょ。明日からはこうはいかないんだよ。」

「え、、あ、うん。」


あまりにも自然に話すので、さっきのは聞き間違いだったのかなぁと思って、オッケーした。


ていうか、付き合い始めてから海飛の性格が激変している気がするんだが、、、。