「ありがとう。」
とりあえず感謝の気持ちは伝えなくてはと思い、そう言った。
「あっ、、椿ちゃんだ!!」
おーい、と少し遠くの方から手を振ってくれる子がいる。この子は、他に一緒に学級委員をやっている凜ちゃんという子。
成績優秀で、体育もできるという完ぺき女子なのだっ、、、!
「黒須との聞いたよっ!! おめでとう!!」
ひょぇぇぇっ、、! 一条くんの前では言わないでほしかったぁぁ。
そうだ、この子は絶妙に空気が読めないというのが唯一の欠点なんだった、、、。
「あっ、、ありがとう!」
一条くんには申し訳ないけど、見て見ぬふりをして、率直にこの子にお礼を伝えた。
でも、私たちの恋を応援してくれる子もいるんだなぁ、、、。
なんてことを委員会中二人になった時に言ったら、あったり前でしょと言われた。
「分かる? 学年一の美女と、美男子が付き合い始めたんだよっ!! これはもう、誰でも祝福するでしょ。もし狙ってたとしても、これなら納得いくだろうし。なんかちょっと今は大変そうだけど、椿ちゃんとか特に根がよくてみんなから好かれているから、みんな嫉妬してるだけですぐに元通りになるよ。」



