腐れ縁のあいつと、一週間同居することになった件! ーチャラそうに見えて私を溺愛していた彼っ!!ー

だぁぁっと玄関まで走って、いまさっきただいまを言ったばかりだというのに、今度は、いってきますを言った。

ほんの一瞬椿の携帯を持って行こうか悩んだが、すれ違いになって椿が返ってきたとき俺が持っていては、連絡できない。

ねんのため、走りながらずっと呼び出し音を鳴らす。留守番電話に毎回つながったが、そのたびに切ってはかけなおしてを繰り返した。

あのメールでは確か、近くの公園と言っていたな。
そこから俺が連想できるのは、一つの公園しかない。

しかし、道中で何かあった可能性もあるので、椿の名前を呼びながら公園へ向かった。
周りの人には変な奴だと思われたかもしれないが、そんなもん気にしている場合じゃない。

信号で止まってしまった時は、そのたびに近くにいる人に椿を見ていないか聞いたが、ことごとく情報は得られなかった。

まぁ、いいんだ。とにかく公園に向かえば。


そんなことを考えながらも、手にはしっかり携帯と、それから俺は相変わらず椿の名前を呼び続けている。

着いた、公園だ。

ばぁぁっと、持ち前の足の速さを生かして公園を一周していたら、裏側に倉庫のようなものを見つけた。