「もうっ!!私勉強してくるから、ぜっっっったい話しかけないでね。いきなり、、キ、、さっきみたいなこともやめてね。とにかく変なことしないでねっ!!じゃっ!!」


それだけ言って、椿はダーッと階段を駆け上がって行ってしまった。


さすがに悪いことをしてしまった。、、、俺はなんてことをしてしまったんだろう。

椿に対する申し訳なさと、完全的に失恋してしまった事実に耐えられなくて、一筋の水が頬を伝った。

その蛇口は、一度緩めたらもう止まらなくて。
そのあとは情けないほどに泣いてしまった。