REAL TIME

そういい商店街を歩く…

色々見回り、食べ歩きをし

友達、サッカー部、野球部と会えば

写真を撮り、楽しんでいた。

お土産も何個か見付けれた。


(ナオ)『そろそろ休憩しーひん?疲れたー』


「でもこの先にスイーツあるみたいやから

そこまで行こうよ!」


(ミユ)『それいいなー!スイーツ食べながら休憩』


そういい向かっていると集団が出来ていた。


(ナオ)『なんかあったん?』


(ミユ)『人気のお店?』


「ってかうちの生徒やん!」


(ナオ)『見てからいく?』


「そーしよっか!」


そういい近付くと…


(ナオ)『え!神楽ちゃんやん!』


(ミユ)『おったやん!』


「いやいやおってもあの人だかりは行けへんで!」


(ナオ)『どーするん?スルー?』


「もういいよ!いこ!見たくもないし!

ってかなんなん?女子に囲まれて

何ニヤニヤしてるん?めっちゃ腹立つ!」


内心は嬉しかったけど

マリリンが真横でべったりくっついてた。

めっちゃ妬かすやん?

これ見てウチにどうして欲しいんやろ?

まぁ、スルーしますけど?

そう思いながらスルーする。


「腹立つしさ、スルーしよ!

ウチにあの状況どないせぇ言うねんな?」


(ナオ)『あーあ…神楽ちゃん…』


(ミユ)『なんでナオが寂しそうやねん!』


「もう知らん!!もーいいよ!

いま顔も見たくない」


(ナオ)『拗ねんなよー』


でも、最後に振り返って見てしまう…


「うわっ!目合っちゃった…どうしよ」


(ミユ)『そう言いながら、神楽ちゃんを

見るから目合うんやろ!』


(ナオ・ミユ)『べー!だ!』


「体が勝手に見ただけやん!ってか何してるん!」

と笑いながら突っ込んだ!


(ナオ)『目合ったのにさこっちにも来やんと

マリリンとイチャつきながら

こっち見るしニッシー悲しましたから

べー!ってしといた!』


(ミユ)『わかるー!腹立ったな!

俺モテてるとか思ってるんちゃうやろなー!?』


「それは無いやろうけどありがとう!!

なんかめっちゃ面白かって今のモヤモヤ消えた!」


(ナオ)『また会ったら怒っとくわ!』


(ミユ)『うちも怒っとくからな!!』


「ほんまにありがとー!スイーツ食べて戻ろー!」


そういい、何事も無かったかの様に

スイーツを食べ、集合場所へ向かった。


多分一人やったら

かなりメンタルやられてたかも…

でも二人に助けられて

モヤモヤは無くなって楽しかった。


そして…その日の夕方からはフェリーで

帰ることになっていた。

各クラス並んで船に乗り込む。


あー。神楽先生…思い出すから

あんまり見たくないけど癖で探してしまうし

すぐ見付けてしまう…

あ、目が合った?

すぐそらしてしまうわー

目合うの多いねんな~

部活中もしょっちゅう、ある気する…

なんて思っていた。

けど、別の人、場所を見てるかもしれないし

全力で喜べへん自分もいる…


明日になれば修学旅行が終わる…

一気に寂しくなってきた…

あ!神楽先生と結局写真撮れてない…

会話も助けられた時以来してない…

神楽先生との思い出が作れてないことに気づいた。


「フェリーでは写真撮れます様に…」


そう願いながらフェリーに乗り込んだ。