REAL TIME


目の前に村田くんがいた。


(村田くん)『おー!西上!!』


すると周りの野球部が茶化し始めた。


(野球部員)『村田!良かったなー!

写真撮ったるから一緒に並べよー!』
 

(村田くん)『マジで!?西上、写真撮ろや!』


うわー。神楽先生に見られたくない…

そう思った瞬間に神楽先生が 

近くに居ることに気づいた。


でもさっき生徒らに囲まれてたもんな…

お互い様やな!そう思い。


「えーよー!撮ろっかー!」


そう言い、村田くんと写真を撮った。


(野球部員)『村田良かったなー!お似合いやぞ!』


(村田くん)『西上ありがとう!

最高の思い出になりそう!

また撮れたら撮ってなー!』


「わかったー!じゃあ!」


そう言い、逃げるように車両を去る。

神楽先生の顔は見れなかった…

ダッシュでナオの元へ行き状況報告した。


(ナオ)『まぁそれくらいええんちゃうん!?

さっきも生徒らに囲まれてたんやし!

お互い様やろ!』


「もう怖くて顔見れへんだー」


(ナオ)『妬いてたらおもしろいのになー』


すると神楽先生が見回りで各車両を回ってきた。


(ナオ) 『あ!神楽ちゃーん!先生モードやな!』


(神楽先生)『おう!先生モード

ってなに?俺いつも先生モードやけど』


あー。顔見れない見れない…


(ナオ)『神楽ちゃんモテモテやなー!

生徒に囲まれてたやん!

しかも嬉しそうな顔してたなー』


(神楽先生)『してないしてない!

助けて欲しかったわー

スルーしてったやん?』


(ナオ)『ニッシー妬くでー?

神楽ちゃんも避ける努力しよーよ』


(神楽先生)『でも西上は村田と仲ええやん?』


(ナオ)『なになに!神楽ちゃん妬いてんの?』


(神楽先生)『サッカー部なら許せるけど

野球部は信用できんなー』


と笑いながら言ってきた。


「え?」予想外の言葉でビックリした。


(ナオ)『それは遠回しに野球部とは

仲良くして欲しくないってことやんなー?』


(神楽先生)『そんなことは言ってないで!

信用できんなーって言っただけやで!』


(ナオ)『神楽ちゃん!素直になってよー!

そんな言い方ニッシーには伝わらへんで』


「え?????」全く理解出来なかった。


(神楽先生)『とにかく野球部は信用できひんわ!』


そう言い頭をポンポンして去っていった。

頭の中を整理するのに時間がかかった。


(ナオ)『ニッシー!?おーい!』


「え?なに!?」


(ナオ)『神楽ちゃん大胆やなー』
 

「んー。頭の中を整理するの手伝ってくれる?」


(ナオ)『どしたん!?

神楽ちゃんが妬いたってことやん!

それをニッシーに遠回しに野球部って言ったけど

村田くんと仲良くして欲しくないんやろ!

それで頼むで!の最後ポンポンかな?』


「そういうことなん?これってどうなん?」


(ナオ)『良い感じやろ!間違いなく!』


「マジで!?やっと理解できたわ!

あんま村田くんと仲良くしやん方が良いかな?」


(ナオ)『妬かせたいなら、ここぞと言う時は

仲良くしたらいいんちゃうん?』


「中西様、そうします!!」


(ナオ)『ニッシーそれより!皆のとこ行こ!』


「うん!」


そう言い、ミユ、海くん達と写真を撮りに行った。