REAL TIME

(国坂先生)『なんで?西上も嬉しいやろ?

あの人が俺に嫉妬して

どっか行ったって思ったら!』


(葛西先生)『嬉しいと言うか怖いって!

そんなんに西上利用したあかんやろ!』


「まじで怖いですってー!」


(国坂先生)『ちょっと遊んでました!

なんかさーあの人と西上みてたら

モヤモヤすんねん!分かるねんで、気持ちは…』


(葛西先生)『なぁ!国ちゃん!お酒でも入ってんの?

居酒屋でも来てるみたいやで!』


「ほんとですよ!どないしたんですか?」


(国坂先生)『また語るかー!』


(葛西先生)『なんやねん!変なところで

終わらせて!その先、気になるわ!』


「こっちがモヤモヤですよー!」


(国坂先生)『お!来たで!』


(サッカー部)『神楽先生!おはようございます!』


(国坂先生)『なぁ!西上!怒ってる感だしてさ

部活中ずっとあの人避けてみてよ!』


(葛西先生)『ちょっと国ちゃん!

何吹き込んでんの!』


(国坂先生)『だっていつも通り

これで西上が顔を緩まして

あの人と話したりしたら

またあの人調子に乗るよ!一回そうしてよ!

絡まれそうな雰囲気なったら

水補充に行ったりしてさ』


(葛西先生)『なんか面白そうやけど…』


「えー!ほんまにするんですか?」


(葛西先生)『たまにはしてみるか?』


「え!葛西先生まで…」


(国坂先生)『さすがにヤバイと思ったら

俺らが助けて俺らの輪に入れるようにするから』


(葛西先生)『そやな!雰囲気悪なったら

助けるから!やってみよ!』


「まじですか…少しだけしてみます」


そう言うと葛西先生と国坂先生は

頑張れ!とガッツポーズをしていた。


早速してみることにした。

神楽先生がきたので避けるように

部員達の所へ行き休憩中は

話し掛けられないように水を補充しに行き

最後のダウン中は早めに片付けをして

ゆっくり運び出し

いつもなら先生達と話したりする時間も

選手らの横に行き「水いる?」なんて話しながら

ずっと選手らの輪に入っていた。

そして最後のミーティングになり

挨拶をしてそそくさと帰ってみた。


なんか悪いことをしているみたいで

学校を出た瞬間に葛西ちゃんに電話をかけた。


『もしもし?』


「葛西ちゃん!なんか心が痛い」


『あー、国ちゃんの作戦?』


「悪いことしてる気分やねんけど」


『だいぶ効いてたみたいやで』


「なんで?」


『俺らに西上今日どうしたんやろ?

って聞いてきて国ちゃんがマリリンと

朝から話してたから妬いてんちゃいます?

そんなん見せられたら

俺が西上なら怒って避けますねー。

とかだいぶ攻めたこと言い出して

国ちゃん今日なかなか攻めてたわ!』


「国坂先生どうしたんやろな?

それで、その後なんて言ってたん?」


『ふーん。そっかー。って言ってた。』


「なんか薄いなー!」


『薄い言っていっても

表情見てたら結構効いてたで』


「そうなん?あ、今日どうしたら良いんやろ?」


『あ、17時くらいに迎えに行くって

言うてたから着替えて待っときよ!

あと3時間くらいやな!』


「そうやなー!着替えて待っとくわ!」


『国ちゃんにあんなんさせられてたけど

今から顔合わさなあかんのに大丈夫?』


「大丈夫かな?怒ってないかな?あんな態度…」


『逆に会った時に何事も無かったかのように

ニコニコされたら超気になるけどな!』


「じゃあそうしてみるわ!」


そう話して、家に帰った。