REAL TIME


午後の授業を終わらせて

部活に行こうとすると…


『西上ー!』と呼び止められた


振り返ると葛西先生だった。


「どしたん?」


『帰り時間ある?話あんねんけどー』


「いいよー!部活来る?」


『今日は行くわ!』


「じゃあまた部活でー!」


そう言い部活の準備に向かう。


(村田くん)『西上!この間、見たぞー!』


「村田くん!え?何をみたん?」


『神楽との相合傘や!変なもん見たわー』


「あーーー。」


『そんな反応やめてや!妬きすぎて

見てらへんだわー!

でも良かったな!幸せそうで!』


「ありがとう!」


『よそよそしいのやめてや友達やろ?』


「うん!そうやな!」


『でも西上が雨に打たれてるのなんか

神楽より先に俺の方が気付いてたから

行けるもんなら俺が傘持ってったのにー!』


「うそー!ありがとう!」


『そしたら先越されたわー』


「じゃあ今度よろしく!」


『あ!その乗り!これからもよろしくな!』


そう言い去っていった。


よそよそしく感じてたんかー。そう思った。


そして部活を終えて、葛西先生の元へ行く。


(葛西先生)『お!西上来た!?』


「来たよー!」


(他の先生達)『ほんま2人仲ええなー!

神楽先生が嫉妬するんちゃうかー?』


(葛西先生)『違いますよ!西上のね…

れ・ん・あ・い・相談に乗ってるんです!』


(他の先生達)『あーなるほど!

それは聞いたらなあかんな』


「ちょっとー!何言うてるんよ!」


(他の先生達)『西上!顔真っ赤やぞ!

相談のってもらい!』


(葛西先生)『じゃあ今日も相談乗ってきます!』


そう言いその場を去った。


「ちょー!なんであんなん言うんよ!」


『いやいや、お前も顔真っ赤にすんなよ!』


「だって恥ずかしいやん!先生らの前で!」


『本人おらんかったんやしええやん!』


「そやけど、なんか改めて

先生らに言われると恥ずかしいわー」


『皆知ってるんやしええやん!』


そんな会話をしながら

いつもの自動販売機へ向かった。


「で、どしたん?」


『んーと、西上にちょっと大事な話があって…』


「え?真剣な話なん?」


『うん、ええか?話して…』


「ちょっとめっちゃ怖いねんけどなんなん」


『話すぞ?』


「うん!いいよ!心の準備できた」


『えっとな、次の土曜日の練習の後やねんけど

西上なんかあるか?』


「え?なんも無いけど…なによ!」


『神楽先生から言われてんけど

行きたい所あるらしくて、

2人やったら西上が来てくれるか

わからんから4人で行こって!

しかも俺から西上を誘ってくれん?って言われて』


「なにそれ!神楽先生が言ってたん?」


『そやで!俺真ん中に挟まれてるねん

ちなみに、中西と俺は神楽先生から

話聞いてて、もうその日にしよって

進んでて、あとは西上だけって感じ』