するとドンッ!ドンッ!ドンッ!と
部室のドアが叩かれ
トモミが勢い良く入ってきた。
『ニッシーあれなんなん!!』
「あれとは何!?」
『神楽ちゃん!相合傘とか校内やで!』
と笑っていた
「えー!見てた?」
『めっちゃザワついてるよ!みんな!
あの普段冷たい生徒に興味も無いような
先生がニッシーには
相合傘してあげるってヤバくない!?』
「そんな冷たいん!?相合傘は正直な
心臓がバクバクして緊張したわ!」
『めっちゃ冷たいよ!ほんまに!
イチャつくなよー!』
「イチャつくって!!雨に打たれてるのが
かわいそうと思った神楽先生の優しさやん!」
『いやいや、雨に濡れてる女子生徒なら
他にも一杯いるけど!?』
「あ!そうか…」
『だいぶ進展してるってことやな!』
「進展してるかー?」
『端からみたらカップルやったで!』
「まじで!?」と思わずニヤけてしまった。
『ニヤニヤすんな!あー!村田にさせたら
良かったのにー!村田は妬き過ぎて
途中で逃げたわ!』
「そう言われましても…」
『まあニッシーが幸せならええか!
もぉあんまりビックリさせやんといてやー!』
「わかった!ごめんごめん」
『じゃあ帰るわなーばいばーい』
「ばいばーい!」と言い
トモミは帰っていった。
「あ!ヤバイ!集合時間もう少しや!」
そう言いながらダッシュで着替えて
集合場所に行くとサッカー部が
ニヤニヤしながら待っていた。
そして最後にミーティングをして
終わった瞬間サッカー部に囲まれた。
(若草先輩)『よくも俺らがダウン中に
イチャイチャしてくれたなー!』
(イサム)『相合傘かー!カップルか?』
(ケンスケ)『ほんまに!
何見せつけてくれてんねん!』
(国坂先生)『だいぶ見せつけられたなー!』
「え!みんなどうしたん!?怖いって!
あれ?国坂先生も混じってるじゃないですか!」
(若草先輩)『どう言い訳する?』
と、かなりいじられながら
神楽先生をチラッと見ると本人のはずなのに
微笑みながら校舎へ消えていった。
(若草先輩)『もー!こっちがドキドキしたわ!』
(国坂先生)『なんか恋愛ドラマでも
見せられてるみたいやったわ!』
「すみませんでした…
大丈夫ですってちゃんと言ったんですよ!?」
(イサム)『もうそんなんどーでもいいねん!
あー!俺も彼女とそんなんして帰りたいわー』
(ケンスケ)『俺もー!』
「なー!もう帰ろうよー!みんな怖い!」
(若草先輩)『早よ帰ろって
早く余韻に浸りたいだけやろ』
「そんなことないですよ!
もうイサム!ケンスケ帰ろ!」
(国坂先生)『じゃあ余韻に浸りながら
気つけて帰れよ!』
「はい、お言葉に甘えて余韻に浸りながら
気をつけて帰ります!失礼します」
そう言い学校を去った。
