REAL TIME


嫌な気はしていたけど

お昼ごはん食べた後は眠たくなる…

必死で目を開けていたけど

気がついたら寝てしまっていた…


すると前後左右の子が必死に起こしてくる!

「はい!何でしょう!」と起きると


授業担当の先生が


『西上さん!後ろを見てみなさい!』


そう言う。恐る恐る後ろを見ると

腕を組み、壁にもたれ掛かって

こっちを睨み付けている神楽先生がいた…


「すみません!」と背筋をピーンと張り


授業を聞く体制をとった。

みんながクスクス笑っている。

チラッと後ろを見ると

神楽先生は少し微笑んで隣のクラスに戻った。


あー!また怒られる…そう思い。

6限目は頑張って、放課後、部活が始まる。

神楽先生来たら絶対言われるよなー

なんて思っていたら、トモミが来た。


『村田の前やのにさーあいつ授業中に

ニッシーのクラスばっか見に廊下出んねん。

もうニッシー監視しに行ってんの

まる分かり!村田がかわいそうやわ!』


「そうなん!?そんな出てんの?」


『今日は2回授業あってんけど

授業ある度、最低でも一回は廊下出るで!』


「気引き締めとかなあかんな!」


『もうイチャつくんは他所でやって!』


「イチャつくって!!」と笑っていた。


心の中では

わざわざ授業中に見に来てくれるとか

めっちゃ嬉しいねんけどー!

と浮かれまくっていた。


『多分、あいつニッシーのことだいぶ好きやで!』


「え!?なんでそうなるん!?」


『え!絶対そうやん!わざわざ見に出る?

村田には相変わらず当たりキツいし

おかしくない!?絶対好きやろ!』


「部員として見に来てるだけやろ?」


『他にも部員は一杯いてるのに見てるの

なんでニッシーだけなん!』


「あー!そんなん思ったこと無かったー!」


『絶対好きやで!なかなか進んでる感じ?』


「電話するくらい?」


『ウチはニッシーと仲良いから神楽先生も

多少は他の子より色々緩くしてくれるから

ありがたいねんけどさー村田がな…』


「そうなん?甘くしてもらってんの?」


『うん!ニッシーの情報提供する度に

提出期限とか融通きかしてくれたりしてる!』


「なにそれー!なんの情報やねん!」


『ニッシー浮かれてるで!とか

他の女子と仲良くするから

ニッシーだいぶ落ちてたでー!とかそんな情報!』


「それ聞いて神楽先生どうすんの?」


『そっかー!ありがとう!

ジュースでもおごろか?とかたまに言ってくる!』


「そんなんしてたん!?

今後ともよろしくお願いします!」


『うん!そのつもり!なんやかんやで

ニッシーに協力してんねんからなー!』


「ありがとう!マリリンには負けんように

頑張るわなー!」


『うん!お互い部活頑張ろー!』


って会話をしてグラウンドに戻った。

すると、またマリリンの声が

校舎から聞こえた。

またかよ…そう思っていたら


グラウンドに神楽先生が来た。

(サッカー部)『神楽先生!おはようございます!』


そう言い、練習が始まり、しばらくすると

雨が降りだした。


(若草先輩)『最悪やん!雨やー!』


(ケンスケ)『西上!お前傘ないん?ぼとぼとなんで!』


「ええよー!別に!皆ぼとぼとやのに

1人だけ雨に濡れてないとか嫌やわー!」


そんな会話をしていると

校舎の方から楽しそうな声が聞こえてきた。