REAL TIME



(葛西先生)『おー!西上終わってんな!

よっしゃ行こかー!お疲れ様でした!』


と他の先生達に挨拶をし自販機へ向かう。


(葛西先生)『なー?なんか静かやな!』


「いや、なんか、さっき神楽先生の顔見てさ

ドキドキが止まらへんねん…」


『は?お前ただの惚気やんけ!!』


「幸せやなーって…」


『笑わせるな~?何サラッと言うてるん!

目を覚ませ!いつも顔見てるやろ!』


「誕生日当日に見れる顔は別物かな~」


『お前なーどんだけ好きやねん!

で、神楽先生なんか言うてきてくれたん?

あえて俺は何も言うてないけど!』


「んーー!なんも言うてもらってないよ!」


その時、電話が鳴った!


「あ、村田くんや!ちょっと出るわ!」


(村田くん)『もしもし?今さ部活終わって

帰ってきてんけど誕生日おめでとう!

プレゼント用意してるから

家まで渡しに行っても良い?』


「ありがとう!!いやいや 

部活で疲れてるやろ?いいよいいよ!」


『いや、西上の顔見たら

疲れなんか吹き飛ぶ!!だから良い?』


「え?でも今さ、まだ学校やねん!

何時に帰るか、まだわからへんしさ」


『いいよ!俺待っとくし!!

じゃあ家の前で待ってるわな!』


「え!ちょっ!!切られた~」


(葛西先生)『え!まだ西上のこと好きなん?』


「え?葛西ちゃん知ってんの?」


『いやいや、知らんやつおらんやろー!』


「そんなに!?」


『で、なんて?』


「プレゼント用意してるから渡したいって」


『お前行くんか?』


「行くも何も家の前で待っとくって…」


『神楽先生が聞いたらどう思うんやろなー』


「どう思うって何よ!ってか阻止できんくない?

家の前で待たれたら!!」


『そうやなー。まぁ神楽先生に

知られるのもアリか!ありのまま伝えたら?

そのリアルとやらに!』


「ってかさーやっぱリアルとか知ってるんかな?」


『神楽先生が見てるとか言うてたわけ

ちゃうからわからんけど

前の先生は間違いなく神楽先生に言うてるはず!』


「まじか…そうなのか…」


『めちゃくちゃ仲良かったらしいしなー!

俺が聞いてるだけでも

俺より遥かに仲良かったらしい』


「そんなに!?じゃあもう確信犯かなー?」


『それはわからんけどなー!

あ!それよりジュース何する?』


「じゃあココアで!」


『いつもココアじゃない?

はい!誕生日おめでとう!』


「ありがとう!ココアなー?

神楽先生が毎回ココアやから真似してるねん!

ほんまはミルクティーが好き」


『じゃあミルクティーにせぇよ!』


「好きな人の好きなものを好きでいたいからさ!」


『名言見たいに言うなよ!

ってか早よ帰らんでええの?』


「あ、帰らなあかんねや!」


『では村田の元へいってらっしゃい!』


「なんかその言い方嫌やなー!」


『ん?間違ってる?』


「間違っては無いねんけど!」


『せやろ?じゃあ気つけて帰れよ!』


「ありがとう!じゃあねっ!ばいばーい!」


そう言い学校を出た。