放課後、部活前に足跡チェック!
え!ちょっと待って…2回来てる!?
午前中と午後…時間的に
あの目が合ったであろう時間!?
いやいや、たまたまや!絶対!
しばらく様子みよ!
なんてハラハラしていた。
部活が始まったが
その日は珍しく葛西ちゃんは来ていなかった。
葛西ちゃんとの時間を作るためにテキパキ動いた。
部活が終わって先生達に挨拶をし
教官室を覗いたけど葛西ちゃんは居てなくて
そのまま自販機に行った。
すると葛西ちゃんが待っていた。
「葛西ちゃん!来たで!どないしたん!?
今日、部活も来てなかったし
教官室にもおらんかったし」
『おー。ちょっとなー。あのさ…
神楽先生が珍しく中西の話 してきてんけど
なんか聞いてる?』
「え?なんも聞いてないけど何て言われたん?」
『葛西先生って中西の事、本気?
っていきなり聞かれた』
「そうなん!?」
神楽先生!唐突過ぎるよその質問!
と心の中で思った。
『神楽先生がそんなん聞いてくることなんて
今までなかったからビックリしてさ…』
「なんて答えたん?」
『えー。もし中西が何か言ってきたら
それに答えてしまうかも知れませんねー。
でも、今は生徒と先生なんで
その線みたいなのを越えないようにはしますけど
本気で言われたら色々と
捨てるかもですかね。って言うた。』
「まじかー!でもそれの答え方難しくない?
神楽先生も本気で言ってるモードなんか
ちょっとチョケてのモードなんか」
『あー!聞かれた時は本気のモードやったで!
マジの顔してたから
あ、これはちゃんと答えやななって』
「あー。そんなことあったんや…」
『そのやり取り思い出したらちょっと色々考えて
部活も行かへんかった!
正解の答えもわからんかったし。』
「正解は神楽先生もわかってないやろ!」
『俺もわからんわ…』
「ウチもわからんわ…」
そんな話をしていると足音がした…
(神楽先生)『西上!まだおったんか!早よ帰れよ!』
「あ!すみません!帰ります!!」
(葛西先生)『すみません。ごめんな、遅くまで!』
「大丈夫!じゃあ帰ります!!」
そう言い、その日は帰った。
帰り道、リアルに
''唐突過ぎるよ!聞き方!
葛西ちゃんが気にして気にして…落ちてたよ…
どうしよ!!!''と書いた。
足跡を見ると何回か来ていた。
もしかして、部活終わったのに
何も書かれてなかったから
まだ学校にいるってバレて探されたんかな?
なんて思っていた。
家の前に着いたくらいに電話が鳴った。
神楽先生だった。
よし!気合いを入れて出る!
そう思い電話に出た!
「もしもし?」
『もしもし?なにしてた?』
「家ついたところです!」
『そっか!葛西先生と今日話してたけど
なに話してたん?』
「あ…神楽先生にナオのこと聞かれてんけど
なんか知ってる!?っていわれました。」
『あー!俺聞いてみてん!』
「唐突過ぎますよ!なんかもっと柔らかくしないと
めっちゃ葛西先生気にしてましたよ!」
『あー!やっぱりそうなんか!柔らかく包んでとか
苦手かもしれへん…難しいと思った。』
「でしょうね…」
『でしょうねって西上もそう思う?』
「それが神楽先生やと思ってます!
優しいの知ってますけどね」
『そんなイメージか…』
「悪いイメージじゃないですよ!
でも葛西先生は何て答えたら良かったんかな
って気にしてました。」
『正解なんてないからなー!ただ気持ちを
知りたかっただけやねんけどな』
「でも答えた内容も聞きましたけど本気ですよね?」
『あ。せやな!本気やと思う…』
「でも傷ついて欲しくないから…
ナオに何か言われても協力はできないですし
これ以上は2人で進めて行ってもらうしか
ないですよね」
『俺もその答え聞いてから協力するのは
ちょっとって思ったな…お互いが本気なら
全然協力するけどな!』
「そうですね!」
『あ、もう家帰ろうと思っててんな!
ごめんな!電話して!』
「いえ!大丈夫です!
神楽先生も気にして葛西先生のこと
聞いてくださってありがとうございます!」
『まぁ考えやんようにな!』
「わかりました!」
『じゃあな!切るぞ!』
「はい!ありがとうございます!」
そう言い電話を終えた。
怒ってるモードだったことを
忘れていたことに気づいた。
「あー!どうしようかなー」
と独り言を言い家に帰った。
