REAL TIME


するとマリリン取り巻きが近くを通り過ぎた。


(マリリン)『見せつけられたー!』


(マリリン取り巻き)『マリリン大丈夫!

マリリンのが上!』


(マリリン)『放課後はマリリンが

近付くから大丈夫!』


はぁー。めんどくさくなってきたー。

ってかウチが一番近くにいるし

一番近くで見てるねんけど

と心の中で思っていた。


すると…


(トモミ)『ニッシー!余裕でニッシーのが上やで!

あんなん神楽ちゃん相手しやん!なぁ!村田!』


(村田くん)『お、おう!

西上が一番に決まってる!』


後ろからトモミと村田くん

その他、野球部が集団で歩いてきた。


(野球部員)『おー!西上!村田と良い感じなんか

神楽ちゃんと良い感じなんかどっちやねん!』


「まってまって!両方違う!」


(トモミ)『両方ちゃうやろ!

神楽ちゃんには夢中やろ』


(村田くん)『あいつが担任とかマジで最悪やわー』


(トモミ)『好きな子が自分の担任好きで

振られるとか、ついてないなー』


(野球部員)『それキツいなー、村田頑張れよ!』


(村田くん)『まぁなんやかんやで

目の敵にされてるし

俺もあいつに宣戦布告したろか!』


(トモミ)『お!その調子で頑張れ!

うちは村田応援したるわ!』


「えー!トモミ!!」


(トモミ)『ニッシー好きやけど

野球部員も大切やし』


「まぁ確かに!!逆の立場ならそうかも!」


(トモミ)『わかってるやん!じゃあ村田頑張れよ!』


(村田くん)『おう!まぁ西上が幸せなら俺は

何でもええけど!』と小声で言われた。


「ありがとう!」とだけ返して教室に戻る。


放課後、いつも通り部活へ行くと

校舎から声が聞こえていた。

マリリンと神楽先生だった。

あー。またいらんもん

見せつけられるぞ…と思っていたが


(国坂先生)『西上!校舎の方あんま見んなよー!

それより俺のアップ手伝ってー!』


とまた誘ってくれた。


「はい!」


(国坂先生)『西上!いくぞー!』

と言い強いパスが来た


「えー!キツくないですか?」


(国坂先生)『西上なら取れるやろ!』


「ダイレクトで返して良いですか?」


(国坂先生)『お前の好きなように返せー』


「だんだん離れて行ってません?」


(国坂先生)『西上がどんだけ

飛ばせるか見たいからな!』


距離が離れていくほど

国坂先生の声が大きくなる。


(国坂先生)『西上!まだ行けるかー?』


「はい!頑張ります!」


ん!?国坂先生、わざとや!?

ここで気づいた。

大きい声で話す度に国坂先生が校舎にいる

神楽先生の方を見ている。


すると…


(葛西先生)『国坂先生ー!西上を上達させといて!

今から俺も行くわー!』と上から声がした。


国坂先生が手を上げて返事をした。

マリリンと神楽先生もグラウンドを見ていた。