その後、部活も終わり帰ろうとすると
神楽先生に呼び止められた。
『西上~ちょっと来い~!』
「はい!」
神楽先生が誰もいないところに移動する…
その後をついていく
「ウチなんもしてないですよ?」
『ハハハ!なんで何かしたか不安なるん!』
「いや、なんか怒られるんかなと」
『何もしてないのに怒られへんやろ?』
「そうですね…」
そう言い職員の男子更衣室前まで来た。
『ちょっと待っててな?』
「はい」
そう言ってしばらく待っていると
更衣室から何か持って現れた。
『これさー実はな新しいジャージ買ってんけど
太ったんかしてきっついねん!
今まで入ってたサイズにしてんけど
無理やったから西上にあげるわ!
暖かいから冬場とか良いでー?』
「え、良いんですか?」
『一回着たけどそれでも良いならあげる!』
「よろこんでもらいます!
ありがとうございます!
めっちゃ大事にしますね!」
『また冬場に着てるとこ見せてな?』
「はい!」
『俺の好きな赤やねんけど赤行ける?』
「何色でも着ますよ!赤色可愛いですね!」
『赤がな?人間は一番最初に目行くらしいから
信号の止まれとか大事な看板とか赤らしいで?』
『そうなんですか?目立ちそうですもんね!』
『西上がそれ着てたら1発で
見つけれる自信あるわ悪いことしてても
すぐ分かるからな?』
「え!すぐに見つけてくれるんですか?
ってか悪いことしませんよ!!」
『すぐ見つけれる!!』
「じゃあ早く着たいです!」
『そんな喜んでもらったらあげる人
間違って無かった思うわー!
あ、遅くなる前に帰らなな?
気をつけて帰れよー!』
「はい!ありがとうございます
お先に失礼いたします。」
そう言って帰った。
もう嬉しすぎて嬉しすぎて
浮かれまくって帰った。
神楽先生の着たジャージやし
神楽先生の好きな赤やし
神楽先生にすぐ見つけてもらえるし
このジャージに良いことしか無いやん!
早く冬場になって欲しい!
帰りにリアルタイム更新♪
"ジャージもらったー!一生大事にする!!
めっちゃ嬉しいわ♥️
すぐ見つけてもらえるのも
嬉しいしスキップして帰ってる~♪"
そう呟いた。
帰って1度着てみた。
(お母さん)『ええやん!どしたん!』
「神楽先生にもらったー!もう一生大事にする!
ボロボロなっても一生大事にする!」
『神楽先生、好きやな~
神楽先生おらんかったら
あんたどうなってるか、わからんかったから
ほんま神楽先生おって良かった~♪』
そう言っていた。
お母さんにも神楽先生が大好きなのは伝えてるし
怒られたりした時も話していた。
全部、あんたが悪いやったけど
最初はお母さんが言うてる
"あんたが悪い"もわからんかって
"怒られて怒られて怒られて
自分で気付いて行け"って言われてた…
今は、お母さんにも何も言われてないから
多分、ウチが変われてるんやと思う。
あーそれにしても早く部活に着ていきたい!
