『じゃあ俺にやってみて!』
「行きますよ?」とアップの相手をしていた。
(国坂先生)『全員アップ終わったら
パスまでしろよ!ロングまでしろよ!』
「ウチもするんですか?」
『できるやろ!とりあえずな?
何でもやってみんねん!』
「パス届きませんよ!」
『返してくれるなら、好きなように蹴ったらええ』
と言い、どんどん離れて行く…
国坂先生のパスの勢い使ってダイレクトで
返さんな届かんやん!!
そう思って、途中からダイレクトで返してた。
『西上めっちゃうまいやん!
そんだけ蹴れたら十分やで!
お前ら西上に負けんなよ!』
(若草先輩)『これ僕ら負けたら終わりですね!』
(国坂先生)『マネージャーより下手はまずいぞ!』
(若草先輩)『みんな!負けやん様に頑張ろ!』
(全員)『はーい!』
あれ?なんか雰囲気めっちゃ良い!
(国坂先生)『じゃあ一旦休憩しよかー!』
「あ、お水!ココ置いときます!」
そう言って、お水を配って行った。
(国坂先生)『西上一番しんどいな!
アップの後パスして休む間なく水配って
ごめんな!そこまで考えれてなかったわ!』
「大丈夫ですよ!今から練習中
ボール拾いしながら休憩するんで!」
(国坂先生)『体力はあるもんなー!
ってかあの人いつまで話すん?
そろそろ戻ってきてもええよな!』
と小声で言ってきた。
「神楽先生ですか?」
(国坂先生)『西上まで練習混じって
頑張ってたのになー?』
「仕方ないですよ!
じゃあお水補充してきます!」
とその場を離れた。
やっぱ国坂先生は気を使って
パス相手にしてくれたんや!
国坂先生にまで助けられるなんて…
そんなことを思っていた。
(マリリン)『えー!次は数学取れる気する!
100点目指すわなー!』
(神楽先生)『おー!できるならやってみー!』
おいおいおい!見せつけかよー!
しかも、こっち来んなよー!!
なんでこっち向かってくんねん!!
明らかに意図的やん!やめてくれ!
と思っていた。
あー!耐えられへん!
もう、どスルーして行ったろ!と
水の補充をそそくさと終え
早足で神楽先生達の横を
通りすぎて戻った。
気分わっる!こっちはちゃんと
動いてんのに楽しそうにして…
なんなん!めっちゃ腹立つ
と心の中で怒っていた。
今日は気分悪いから葛西ちゃんに愚痴ろっ!
そう思い、神楽先生を避けるように
部員達と話したり国坂先生と話したりして
部活が終わるのを待った。
終わった瞬間、教官室に行き
「葛西ちゃーん!西上が来てみました!」
と言うと『なんやなんや!』と
何かを察したのか他の先生達に
『西上うるさいんで帰りますわ!』
と言い、荷物をまとめて出てきてくれた。
葛西先生は荷物を置きに車に向かって行くから
そのまま一緒に歩いていると
(葛西先生)『どぉせなんかあったんやろ?
話し聞いたるから駅までは歩け!
駅で待ってるから車乗りに来い!』
「わかりました!」と葛西先生に
敬礼をして「お先に失礼します!」と
神楽先生達に挨拶をし走って駅まで向かった。
駅に着くと葛西先生は先に着いていた。
「走ってきたでー!しんどい!」
『誰も走ってこい言うてないし!
ちょっと待っとけ!』と近くのコンビニで
飲み物まで買ってきてくれた。
「ありがとー!優しいなー!」
