REAL TIME

『うん!ちょっとな!着いたら言うわ!』


「逆に気になる言い方やなー!」


と言いながら向かっていると

猪が出てきて2人して必死で逃げながら

1時間近くかけてやっと公園に着いた。


『これな、まかないで俺作ってん!

食べてみてー!』


タカくんは鉄板焼きのバイトをしていた。

中身はお好み焼きだった。


「ええのー?じゃあいただきます!

え!めっちゃ美味しいで!」


『良かったー!でさ、悩みごと聞いて!』


「早いな!なに?どしたん?」


『実はな、同じクラスのモモわかる?』


「わかるよ!モモがどしたん?」


『なんか最近連絡先聞かれて

別にええかなーって思ってやりとりしてたら

付き合って言われてん!』


「良かったやん!」


『はーーー?そんな感じ!?』


「え?タカが恋愛の相談とか

そんなオメデタイことある?」


『あのな?付き合うってことは

これからお前とも、女子がいるなら

皆とも集まったりできんくなんねんで?』


「えー?なんで?」


『それはやめてほしい!言われてん』


「あー!そう言うタイプなんや!

でもさ、タカが良いと思うなら付き合って

集まれへんくなっても

みんな何も言わんと思うけど?」


『んー…多少さみしいとか

引き留めてくれるんかなー思ったわ!』


「え?引き留めた方が良かったん?」


『西上とは中学からずっと一緒で

たまにこうやって暇な時は2人で

ブラブラしたりみんなで集まったりってさ

いつも一緒におったから

もし俺が付き合うとかなったら

それは嫌!とか引き留めてもらえるって

思ってたからちょっとショック…』