REAL TIME

そういい2人で校舎の端にある自販機に向かった。


(葛西先生)『なに?どしたん?

練習の途中から怖かったけど』


「もー!葛西ちゃんのせいでさキーパーのアップ

しやなあかんくなったやん」


『え?いらんかったん?てかほんまに

上手いんやからええやん!

選手らの力になれるんやし!』


「違うの!キーパーだけは嫌やの!」


『え?なんで?吉川と何かあったん?』


「実は一瞬付き合ってて別れてから気まづいの!」


『なんやねん!その事情!

知らんかってんからしゃーないやん!』


「しゃーないやん!ってさ

いらんこと言うからやん!

もーありえへんねんけど!」

と笑いながら訴えた。


今思うと短期間で仲良く

こんな話をする先生は今まで初めてで、

全く最初から初めてな気がしないくらい

仲良くなっていた。


『そんなことよりさ?

西上は神楽先生の前では大人しいの?』


「うるさいなー!今ええやん!」


『いやいや部活の時全然ちゃうかったから』


「違うよ!だって緊張して目も合わせられへんし

話すのもまともにできひんし

葛西ちゃんみたいに緊張しやんと

話せたら楽やのに…」


『そっかー!応援してるわ!頑張れ!』


「気持ちこもってへんなー!」と


おもっきり背中を叩いていた!


(神楽先生)『まだおったんか?遅いんやし

はよ帰れよ!』とすごく冷たく言われた。


「え、めっちゃ怖い…なんかいつもと

違う雰囲気やった…!」


『やんな!めっちゃ怖かったな!

とりあえず今日はもう帰れ!気つけろよ!』


「うん!ばいばい!」


そう言って帰っていく。

リアルに''キーパーのアップは

気まずいし嫌やな…

でも選手らの役に立つなら頑張るか…

それより帰り際の神楽先生

雰囲気ちゃうかった

なんか怖かったな…''と呟いた。


次の日、朝から部活…

今日も葛西先生は来ていた。


(国坂先生)『西上!またキーパーのアップ行けるか?』


「あーーー」 はいと言いかけたとき


葛西先生がこっちをみて任せとけっ!

と言わんばかりのウインクして


(葛西先生)『あ!俺やるから!西上はええよ!!』


と言ってくれた。

マジかー!この人が神様に見えてきたー!と思った。


そして練習が終わり、帰ろうと思うと

神楽先生達3人がいた!


「失礼します!」と言って


帰ろうとすると葛西先生が

『西上!』と呼び止めて近付いてきた


「なに?神楽先生の前では仲良くしたくない!

変な誤解されたくない!」


と小声で言うと


『じゃあ場所変えよ!』と言いまた自販機に移った。


「あーーーーー神楽先生に

葛西ちゃんが好きなんやとか

思われてたらどーすんのよ!」


『なー!ちょっと真剣な話な!昨日さ…』


と周りに誰もいないことを確認して


『あの後、神楽先生に西上と仲良いいんやな!

って言われてさ、そうですねー!

なんか初めて会った気がしないんですよねー

って言うたら、 もしかして好きとかちゃうよな?

やめてやー?って言われてん!

絶対西上とか無いのにさー!』


「ちょっと待って!神楽先生が?色々整理させて…」


『なになに?』


「まず、葛西ちゃんがウチのこと好きやと

思われてたってこと?」


『うん、ビックリやろ!』


「で、その後にやめてやー?

って、これは取らんといての方か

先生としてやめてくれよ

ってことなんかどっちなん!?」


『笑いながらの感じで言うてきたから

取らんといての方ちゃうん?』


からかって笑っていた。