REAL TIME


(神楽先生)『西上!バスケ部から勧誘あっても

アカンぞ?』


「行きませんよ!ってかあんな雰囲気に

飛び込めません…」

その頃、バスケ部はかなり怒られていた…


(国坂先生)『これは西上が悪いわ…』


(神楽先生)『だいぶ遊んだやろ』


「久しぶりやったんで...」


(国坂先生)『もう西上は先に片付けしてこい!』


(神楽先生)『西上は悪くないからな?』

と小声で言ってきた


「なんかほんまに悪いこと

した気分なんですけど」


(神楽先生)『悪ないけど、体育館から

立ち去った方が良いわ!』


「はい…」


そう言って片付けに向かった。


しばらくして選手らも出てきた。


(若草先輩)『だいぶ遊んでくれたなー

ってかバスケ部やばいで!

めっちゃ怒られてるわー』


「まじですか?」


(若草先輩)『俺らもフットサルで

同じようなことなってたら

怒られてるかもなー、考えたら恐ろしいわ』


「でも、めっちゃ楽しかったですよ」


(ケンスケ)『西上があんないきいきしてるの

初めて見たかもー』


「唯一ちゃんと教わってたスポーツやから

おもいっきり楽しんでしてたわ!」


(イサム)『他のスポーツはちゃうん?』


「ちゃんと教わってないのは、ちょっと

やりづらいやん!おもいっきりはできひんよ!

見よう見まねで、ぎこちなくなってしまう…」


(若草先輩)『まぁ色々あったけど

楽しんだならええやん!』


そう言って最後のミーティングを終えて

その日は終わった。


帰り道にリアルタイム…

足跡ついてる!


"バスケできて楽しかったー♪

もう満足!フットサルも

できるようになりたいなー"

と呟いた。


しばらくして電話が鳴った。


神楽先生からだった。


「もしもし」


『もしもしー!』


あれ?テンション高い…!


「はい、なんかテンション高いですね!」


『え?わかる?』


「はい」


『西上のバスケ見れたからやわ~』


「えー!そんなことでですか?」


『あまりにも楽しそうにしてたから

こっちまで楽しかったわ!』


「久しぶりやったから楽しかったんですよ!

満足いたしました!ありがとうございます」


『そっかー!フットサルもできてたやん!』


「みんなひどくないですか?」


『あー、ごめんな!ついつい意地悪してしもた』


「高い、強い、速い三大要素が詰まってましたよ」


『それを上手いこと取るから

余計にみんな調子乗ってまうねん!

取らへんだら、それ以上やらんかったのに!』


「なんかウチでボール止まるの嫌じゃないですか」


『あ、取れるん!?って見てて面白かったわー!』


「楽しんでますね~」


『それくらい西上もバスケで楽しんだやろ?』


「楽しみましたよ!」


『フットサルはまた教えたるから』


「はい!よろしくお願いします」


『うん、電話はこんだけやねん!切るわー』


「わかりました!ありがとうございます」


『はーい』


そう言って電話が終わった。


神楽先生と電話できる方が

バスケするより嬉しいけどな~

バスケしてるとこ見られてたと思ったら

なんか今さら恥ずかしくなってきた…

めっちゃ夢中でしてたけど

変なことしてなかったかな?とか

真顔過ぎて無かったかな?と色々出てきた。

あ、これずっと考えるやつや…

もうやめとこって

自分でストップしやな終わらへん

そんなことを思いながら

その日は終わった。