REAL TIME


(神楽先生)『西上!お前はこっちやで!』

と助手席をポンポンしていた!


「あ!はい!前に乗っても良いんですか?」


『えーからはよ乗れよー!』


「あ、はい!わかりました。失礼します」
 

うわー!助手席なんかに乗れた。

ヤバいどうしよ。心臓が…

あと頭と体と心がついていかへん

あー!顔も見れへんぞ…どうしよ…

さっきよりも遥かに距離近い…

なんて色んなことを思っていた。


『とりあえず家の方向かうから

その途中でなんかあったらご飯寄ろっか!』


「はい!お願いします。」


本当に正直なことを話すと

もう今日は満足し過ぎで爆発しそうだった。


『なんかええとこあるかなー?

ラーメンでも食べて帰る?』


「はい!なんでもいいです!

嫌いなもの無いんで」


『そっかー!じゃあもう少ししたら

店あるし、そこ行こか!』


と言いお店に付いてラーメンを食べた。


リアルのことも聞いてみたい…

でも違ったら恥ずかしい…

てか、そもそもそんな話を振れない…

そんなことを考えながら

気がつくと車に戻っていた。


もうすぐ神楽先生との時間が

終わる…なんて思っていた。


「ごちそうさまでした!美味しかったです!」


『ええよー!体力テストの分やしな!』

と笑っていた!


『じゃあ家の方むいて行くから道言うてな?』


「っあ!はい!わかりました!

また近くまで行ったら言います!」


ドキドキしてた。このまま

ほんまに時間が止まってくれたらなー。

なんて考えていた。

今まで好きな人が出来たら積極的に

なれたはずやのに神楽先生だけ

話しすらまともに続けれへんし

顔すらも見れへんし…

何か話をしないと…と思い

考えていると神楽先生が話しかけてきた。


『家の近くになプチ夜景

見れるところあんねん

学生の頃とか、嫌なことあったり

気分転換したい時は、そこいってよし頑張ろー!

って気持ち切り替えに行ってたわ

階段めっちゃあってなー?

サッカーしてたし

トレーニングがてら行っててん』


「へぇー!そんなところあるんですね!

ウチもたまに嫌なことあったり

嬉しいことあったら昔から遊んでた

公園に行くか隣のマンションの

屋上行ってボーッと夕日か夜景

見たりしてますよ。」


『なんや、同じことしてるやん!』と

神楽先生が笑ってくれた。


『また今度そこ連れてったるわ!

なんかええことあったらなー!』


「例えばなんですか?」


『テストで100点取ったら?』


「100%無理なの分かってて

言うてるでしょ?」


『うん!無理やと思う!』

と笑い話をしていると家が近づいてきた…


「あ!そこ右入ってください!」


『はーい!』
 

あっという間に家に着いた。


「ほんとにありがとうございました!」


『うん!ええよ!寄り道しやんか

心配やったしなー!』


「そんなことしませんよー!

ご飯もごちそうさまでした!

荷物多かったし助かりました!

ありがとうございました!」

そう言い車を降りた。