REAL TIME


「寄り道なんかしませんよー!

でも家まで楽に帰れるからすごく助かります」

と、ウチもなんでこんなこと言ってねやろ?と

疑問に感じる返事をした。


(イサム)『めっちゃ意図的やん!

好きなんちゃうん?』と小声でからかってきた。


聞こえたらほんとに嫌なので

「うるさいなー!もうこの話しやめよ!」

と小声で言い返した。


(神楽先生)『ここら辺でいいかー?帰れるか?』


(イサム、ケンスケ)『はい!大丈夫です!

めっちゃ助かります!ありがとうございました!

西上!ばいばーい!』とニヤニヤしていた!


「ばいばーい!」と言った。


その瞬間からバスの中2人きり…気まずい。

運転席から離れた場所に座っていて

距離がすごく遠く感じたけど

話す言葉が出てこない…


「昼間までワイワイしてたのに

一気に静かになりましたね…」と

必死で間を繋がないと!と思い話しかけた。


(神楽先生)『なんでそんな離れたとこおんの?

こっちこいよ!』と助手席を指定してきた。


あー!耐えれるかな?

そんな近付いたら手震えてしまう!

とか思ったけど断るのもなんか違うし


「わかりました…」と前に移動した。


(神楽先生)『なんか西上と2人って変な感じやな』

と笑いながら言ってきた。


「なんでですか?変な感じって…嫌なんですか?」

と笑いながら言った。


『実はなー西上になー?

お願いがあって最後にしてん!』


「お願いってなんですか?」


『こんな広い車の中1人で

車返しに行ったら寂しいやん!

しかもミラーになんか映ったら怖いやん!

だから一緒に車返しに付いてきて

もらおうと思って!!』


「え?確かにこの広い車に1人は寂しいし

怖いですけど!!」


と神楽先生の違う一面が見れて

嬉しいのもあったけど

いつもの仕返しで、からかいたくなって


「神楽先生って意外に

怖がりなんですねー」と言った。


(神楽先生)『うるさいなー!

ええやろ?別に!とりあえず

車取りに行くのついてきてくれよ!』と言われた。


「しょうがないですね!いいですよ!」

とからかい気味で答えた。


『最近学校はどうや?』


「めっちゃ楽しいですよ!」


『そういや体力測定女子で

校内1位やったんやな!』


「そうなんですよ!」


『マネージャーがもったいないな!

じゃあ、ご飯でも連れてったるわ!』
 

「ほんとですかー!やったーー!」


そんな会話をしていたけど

途中で気付いた…2人でご飯…?

待って!大丈夫かな?行けるかな?

食なんか進まへん…

でもこんなチャンス無いから行かないと!

そんなことを心の中で思っていた…

そんな話をしながら車を返しに行き

神楽先生の車に乗り換える…


ん?これは前に乗るとなんか変な感じやし

もし、もしも彼女がいたら

こんなやつが前に乗ってたら

彼女に申し訳ないかな?

あ、これは後ろに乗るのが正解か!

後ろに乗ろう!そう思った。

後ろに乗ろうとすると…