REAL TIME


結果はウチもナオもその教科のみ落とした。

もう1年受けないと卒業しても免許は取れない…


(ナオ)『やってもうたな、、』


「どーする?」


(ナオ)『あと1年受けるだけなら受けるよ』


そう言っていたけど、うちの短大は変わっていた


全体の1/3くらいの人数が

その教科を落としてたいたけど

先生から説明を聞くと学費が一教科分ではなく

入学の時の金額に近い学費だった。

手続きが、準備に費用が、とか色々聞かされて

後は、皆さん次第ですって…

ウチは一旦諦めて、お金を貯めて

もう一度受け直す選択をした。

他の生徒は迷い無く受ける選択をしていた。


そして、先生に呼ばれ個人面談をされた。

ほんとに良いの?とか言われたけど

そんな金額払えへんし…とか思って

聞いていると、ここで一旦諦めるなら

習得した単位は残らないことと

習得した単位をそのままで、落とした単位の

学費を払って1年間みんなと同じように

受けるかの2択に迫られた。


え?普通は習得した単位は残るのに…

期限があったとしても残せるのに

なんで?そう思って聞いてみると

うちの短大は別ですと思ってもない返事…

もう諦める選択しか残ってなかった。

それと同時に、神楽先生に選んでもらって

保育士になって報告しようと思ってた夢も

無くなる…


(ナオ)『ニッシー後悔しやんの?』


「そらするやろ、、自分が悪いから

お金貯めてからまた頑張りたかったけど

その選択もさせてくれへんもんな…

あー終わったわ…

神楽先生に顔合わせられへんわ…」


(ナオ)『うちはそのまま継続するわな?』


「うん!ナオは2年も頑張ってな!」


そんな会話をした。

でも頭の中では神楽先生に何て言えば良いんか

分からんのと、どんな顔して会ったら良いんか

分からんくなってた。 


その日、家に帰って親に報告する…


(お母さん)『それならすぐ切り替えて

仕事一択やなー!接客しときたいなら

接客しまくったら良いやん!

子ども相手にしたいなら、そんな仕事

他に探してみたら良いやん!』


そっかー!でも今、何したいんか分からん!

もう一回真剣に今何が楽しいのか

考えよう…そう思った。


しばらく接客のバイトを掛け持ちしながら

過ごした。

学校は辞めたんやし、朝と夜で

別のバイトに入る毎日…

リアルタイムは相変わらず

卒業してから足跡がつかない

やっぱ、神楽先生やって、スマホに替えたからかな

そう思ってた。