外に出た瞬間…
『西上さーん!』
声のする方を見るとサッカー部が集まっていた。
ケンスケらもいるし国坂先生、葛西ちゃんもいてる…
あー!無理!
その瞬間に一気に涙が出てきた。
(国坂先生)『めっちゃ泣いてるやん』
(葛西ちゃん)『めっちゃ泣くなー!
抱き締めて、よしよししたろか?』
(国坂先生)『西上!こっちこいよー』
そう言われて、サッカー部の元へ行った。
その瞬間、国坂先生がハグしてくれた。
(国坂先生)『ほんまよぉ頑張ったな!
3年間お疲れ様!卒業おめでとう!』
「ありがとうございます」
と言いながら、ずっと泣いてた。
(葛西ちゃん)『西上こっちきい!』
そう言って、葛西ちゃんもハグしてくれた。
(葛西ちゃん)『3年間お疲れ様!
色々あったけど、よぉ頑張ってきたな!』
「ありがとう」
(葛西ちゃん)『泣きすぎな?
周り見てみ!こんな泣いてるやつおらんぞ!』
「だってさ…」
(サッカー部後輩)『西上さん泣きすぎっすよ!
これどうぞ!』
そう言って、引退試合の写真と
寄せ書きのボールをプレゼンしてくれた。
「みんなありがとう!」
そう言って、数少ない後輩たちを一気にハグした
(サッカー部後輩)『わかりましたから!
鼻水付けやんといて下さいよー』
「最後くらいつけてもええやろ!」
(サッカー部後輩)『やっと笑ってくれましたね』
「ほんまにみんなありがとうなー」
(ケンスケ)『西上!はい!俺らからも!
3年間俺らのマネージャーしてくれてありがとう
3年からやけど、受け取って』
そう言って寄せ書きのユニフォームをもらった。
「…」
(イサム)『あーぁ、また泣くー!』
「みんなありがとう」
(ケンスケ)『俺らにはハグないん?』
「みんなありがとう!」
そう言ってケンスケ、イサム、馬場くん、橋本くんを
一気にハグした。
(国坂先生)『西上、泣きすぎやって!
ええんか?今から皆と写真撮るんやろ?
目腫れるぞ!』
「涙直します!」
そう言って、サッカー部で写真を撮って
3年だけで写真を撮って
国坂先生と、葛西ちゃんと撮った。
(国坂先生)『西上!気付いてないかもやけど
短大な?俺の地元!家近くやから
何かあったら連絡してこいよー!
すぐ迎えに行ったるから!』
「ありがとうございます!
でも、何かあったら神楽先生に
真っ先に言う約束なんで
神楽先生に連絡します!」
(国坂先生)『おい、そこはな、はい!でええねん』
「嘘つけないんでね!」
(葛西ちゃん)『俺もすぐ行ったるわ!
じゃあ、神楽先生があかんかったら
次は俺に連絡してこいよ!』
「はーい!」
(ミユ)『あ、国ちゃんおった!』
(ナオ)『葛西ちゃん!写真!』
そう言ってサッカー部から
顧問2人を奪ってった。
(ケンスケ)『ほんまに、ありがとうなー』
「こちらこそ今まで助けてくれてありがとう!」
(イサム)『みんなと出会えて良かったわ!
今後はバラバラやけど、定期的に集まろな!』
「みんなでフットサルしに行こやー!」
(ケンスケ)『部活もこよな!』
(イサム)『せやなー!』
(ナオ)『ニッシー!一緒に写メ撮ろ!』
「あ、ごめん!呼ばれたから行くわ
また絶対すぐに集まるやろ?
軽く行っとくわな!じゃあね~」
(ケンスケ)『おう!じゃあなー』
(イサム)『ばいばーい』
卒業式とは思えへんくらい軽いノリで別れた。
多分、ウチらはこうした方が良いって
お互いが思ってた様な気がした。
