REAL TIME



そして、しばらくして卒業式がやってくる。

ほんまにあっさりと何もかも終わってく…


朝からみんなで登校した。


(ミユ)『泣くと思う?』


(ナオ)『葛西ちゃんと離れるのさみしい』


「せやなー。終わりか…」


(ミユ)『国ちゃんに告っといた方がいい?』


「そんな軽い感じならやめときなさい」


(ナオ)『なんやかんやで

男めっちゃ作ってたやん?』


(ミユ)『てへ!国ちゃん男前やけどさ

振り向いてくれへんからさー

開き直っちゃうやん』


「ウチには分かりませ~ん」


(ナオ)『まぁ2人とも分からんでもない』


「…」 


(ミユ)『神楽ちゃんおらんもんな…』


(ナオ)『連絡くれるやろ』


「くれたらええなー」


そんな会話をしながら学校に登校した

最後の登校…


クラスに向かうと、すでに泣いてる子もいた。


順番に体育館に入る。


(チカ)『ニッシーと初めて話して

3年か…早いな~ってか今思えば

あの入学式から神楽ちゃん見てたんやなー

おらんの寂しいな』


「えー!そうやけど、皆と会えへんくなるんも

さみしいで?」


(チカ)『なんか入学式思い出してさー

結局、ニッシーとは3年間一緒のクラスで

番号前後でずっと一緒やったし

めっちゃ色々と詰まってるねんな~』


「わかるでー!最初に話しかけてくれてありがとう

最後に話してくれてありがとう!」


(チカ)『終わりや思ったら悲しくなってきた』


「ウチが抱き締めたろか?」


(チカ)『ニッシーが男なら100%好きになってたわ』


「え、告白された?」


(チカ)『告白やな!運動神経よかって

めっちゃカッコ良かったで!キラキラしてた

中身もめっちゃ好きやし!』


「なにそれ!嬉しいやん!」


(チカ)『まぁ、神楽ちゃんには負けるわー!

神楽ちゃんしか見えてなかったもんな』


「うん!」


(チカ)『結構な、クラスの女子は

ニッシーが男なら好きになってる子

ほとんどやで!』


「まじでー!男ならモテ期来てたかな?」


(チカ)『バレンタインとかヤバそうやな』


「なんかさーほんまこんな普通の

最後の感じもしやん会話を

永遠しときたいよなー」


(チカ)『現実から逃げる会話してってるからなー』


「わかる!向き合ったら泣いてまう」


そんな会話をしていると卒業式が終了した


「泣かんで済んだわ!」


(チカ)『うちも耐えれたー』


(ナオ)『うちも耐えたでー!』

そう言いながら退場する。