REAL TIME


(イサム)『どこで言い合いしてるん!

さっさと始めよーや!めっちゃ楽しみやってん』

そう言ってみんなでフットサルをした。


野球部は皆運動神経いいなー!

ぎこちなくても全然行けてる感じ!

練習したら、めっちゃ上手くなるんやろな~

普通にトラップとか上手いし!

体育でしただけじゃないやろー!

とか思いながら見てた!


(イサム)『お前さー、また分析してるやろ

遊びやでこれ!』


(ケンスケ)『もう、やらんでええねんぞ!

俺ら引退してんからさー!』


「分析してないけど!」


(イサム)『分析してる時の顔わかんねん!

もうやめて中入れよ!』


3年間一緒にいただけあって、すぐ分かるな!


「したいしたいー!」


そう言い、みんなでフットサルをした。


野球部×サッカー部で写メを撮って

みんなはしばらく、HPのトップ画にしていた。

みんな楽しかったんやろ~なって

思いながら見てた。


そして、しばらくして合格発表。

パソコンで確認するから

学校のパソコンルームに行って

葛西ちゃんとナオと確認することにした。


(葛西ちゃん)『いくぞー?ええかー?』


「うん!」


(ナオ)『絶対大丈夫!お願い!』


そう言いながら発表のページを確認した。


「あ!合格やー!」


(ナオ)『うちも合格やー』


3人で抱き合って喜んでた。


(葛西ちゃん)『西上!はよ神楽先生に

報告せぇよー!』


「え!いま?」


(葛西ちゃん)『夜のが確実か!』


「夜にゆっくり電話するわ!」


(ナオ)『おめでとう言うてくれるやろ!』


(葛西ちゃん)『そら、もちろん言うてくれるやろ』


「早く夜ならんかな~」


(葛西ちゃん)『西上も中西も、もうすぐ卒業で

短大生かー!どんな未来になるんやろな!

楽しみやわ~!』


「せやなー!もう卒業やな…」


(ナオ)『しんみりするわー!』


「短大でもよろしくな!」


(ナオ)『何年目やねんなー』


(葛西ちゃん)『小学校からやろ?』


「なんやかんやで、そうやなー!

仲良くない時期とかあったけどなー」


(ナオ)『あったなー!別に喧嘩とかじゃなくて

普通に仲良いメンバーが違いすぎて

別々やったなー』


「なんか懐かしいなー」


(葛西ちゃん)『そんな時期あったんやな!

高校なんかニコイチやん!』


「ほんまやなー!」


(ナオ)『まぁ短大もこれから毎日一緒やな』


そんな会話をしていたけど

もう頭の中は神楽先生のことで

いっぱいになってきた。

早く電話したい!声聞きたい!


(葛西ちゃん)『ってかさ、まだ話

途中やのに神楽先生のこと考えてるやろ』


「えー!なんでわかったん!」


(葛西ちゃん)『もう分かるねんって!

会話の途中やのに、なかなか

ひどいやつやなー』


「また電話したら報告しに行くわな!」


(葛西ちゃん)『そわそわ、しだしてるやん

浸りに行くんか~?いってらっしゃい!』


「そんなとこまで分かるんか!

行ってくるわなー!」


そう言って教室を出た。

ボーッとグラウンドを眺めていた。

気づいたサッカー部の後輩達が手を振ってくる。

手を振り返した。

これも青春ぽいよなー

夕日も綺麗やなー。なんであんなにオレンジで

眩しくて、キラキラしてるんやろ?

また神楽先生と夕日一緒に見たいなー

夕日綺麗やなって話しかけて欲しいなー

もう、卒業か…

そっか!卒業か!

実感したら早いから、これ以上考えずに

とりあえず帰って神楽先生に報告しよ!

そう思って家に帰った。


ふぅーーーーー。

あ~緊張する!

頑張ろう!声聞けるねんで?頑張れよ!

そう、自分に言い聞かせて電話を掛けた。


『もしもし?』


「もしもし!今大丈夫ですか?」


『おう!結果出たんか?』


「はい!合格いたしました!

神楽先生のおかげで!ありがとうございます。」


『おめでとう!頑張るねんで?』


「はい!頑張ります!」


『ついに、短大も決まって、もう卒業か…

3年間は早いな~』


「早すぎますよね…」


『卒業したら、またお祝いで

ご飯連れていくわ!』


「ほんとですか!楽しみにしてます!」


『時間があったら約束してた六甲山の夜景

行きたいねんけどな?

ちょっとバタバタしてるねんなー

多分な、来年度からもっと忙しくなるはず…』


「六甲山の夜景行きたいですねー!

あ、でもいつかで大丈夫ですよ!

前に葛西ちゃんが言ってました!

神楽先生が段々これから忙しくなると思うって」


『葛西ちゃん知ってるからな~』


「なんか神楽先生のやりたかったことなんかな~

って勝手に思ってたんですけど

どういう系の忙しいですか?」


『お!正解!俺のやりたかったこと!

サッカーのコーチやな!

トレセンのコーチになる予定!

まだ正式に決まってないねんけどなー』


「そうなんですね!神楽先生も

どんどん新しい環境になっていくんですね」


『せやなー!西上に負けんように頑張るわ』


「ウチも頑張りますね!」


『じゃあそろそろ、切るで?』


「はい!ありがとうございます」


『頑張れよ!』


「はい」


そう言って電話を終わった。